Volume Ratio
なぜ出来高?
期間中に成立した売買の数量のこと。
出来高は株数などの売買量を指し、売買代金は売買で動いた総金額を指す。
・出来高は株価に先行する。
・出来高が「安値圏」で増えれば買いのサイン。
一方、出来高の「高値圏」での急増はピークを付ける可能性大。(利確売り)
Volume Ratio
「株価が上がった日の出来高は上昇する力」
「株価が下がった日の出来高は下降する力」
として、株価の上げ下げ と 出来高の関係から、
株価の ”割安” と ”割高” を判断する。
計算式は以下の2通りあり、
数字が大きくなると「売り」、小さければ「買い」。
①
②
(疑問:”前日比変わらず”なんて、ほぼないんじゃ・・・)
②のほうが、上限100%になるので、指標としては見やすい。
ただ、①のほうが敏感に反応するため、アクティブに使えるとのこと。
Trading Viewでの使い方
インジケータの中でいいねが多かった一番上のものを使ってみた。
ソースコードを見てみたところ、②でした。
なので、100%が上限。30%と70%に点線が入っているので、
このラインがある程度の目安になるのだと理解。
検証 $TEAM
2018年10月頭からS&P以上に株価が大幅下落したが、11月に底値をつけて以来、
12月はそれほど下がることなく大幅上昇。
さて、Volume Ratioを加えるとどうなるか?
赤は、Volume Ratioが70%を上回っているところ。
青は、Volume Ratioが30%を下回りそうだったところ。
A ⇒ Bで確かに変化点としては気づけそう。
株価的には「Aで下がりきったタイミングでBの途中で買う」が大正解だが、
12月頭の赤四角があり、かつ、S&Pは急激に下落しているはずなので、
ここで売ってしまう可能性が高い。
もしそこで手放したら、それ以降入る隙がなし。
今日の結論は、Volume Ratioはひとまず参考程度。